FC2ブログ

人形展

人形作家・与 勇輝(あたえ ゆうき)さんの作品展を観に行って来ました。

『昭和・メモリアル 与 勇輝展』 場所:大丸福岡天神店
http://www.daimaru.co.jp/fukuoka/hdm/newtop/201204/ataeyuki/

ataeyuki

この会場では5年ぶりの、新作展、作品展。
新作57点、総110余点が展示され、見応え十分の贅沢な展覧会でした。

新作のテーマは、戦時中から戦後まもなくの「昭和」。
終戦時7歳、現在70歳半ばの与さんは「自分の記憶が鮮明なうちに人形を
作って、後世に伝えなければ」と強く思ってこのテーマを選んだそうです。

路上で眠る孤児、赤ちゃんを背負うもんぺ姿の女の子、サツマイモを
握りしめる男の子、裸足の子ども…表情が悲しげで胸にグッとくるもの
ばかりでした。

これら戦災当時を代弁するような子どもたちの人形の他にも、
明治~昭和初期、現代、白髪の男の子女の子、妖精のような女の子…
バラエティーに富む柔らかな表情の人形もたくさん見ることが出来ます。

撮影禁止だったので入り口でもらったパンフレットから。
atae5_500px.jpg
atae
atae
atae
atae
(赤ちゃんを負ぶっている少女の写真:saihodoさん、それ以外の写真
撮影:武田正彦さん。)

与さんは人形だけでなく、人形が身に着けている洋服・着物・靴・草履・
鞄・帽子・小物に至るまで全てを手作りされています。
素材となる布地は古い時代の物を使って作られていて、"布の彫刻"とも
呼ばれているそうです。


与 勇輝さんと与さんの作品を知ったのは、もう20年以上前。
NHKテレビの番組で、人形製作の趣味講座で講師をされていました。

"優しそうな(当時すでに)おじさん先生"(男性)の手によって
細かな工程を経ながら作り出される、生き生きした表情の美しい人形に
衝撃を受けたのと、出来上がるまでの作業の様子がとても興味深くて
よく見ていました。

5年前は都合が合わず、一緒に観に行くことは出来なかった同じ
与さん人形ファンのAさんから情報をもらい、今回は一緒に見に行く
ことが出来ました。

その時に見たこともある人形も数体、懐かしい再会もしつつ
会場内Aさんとも別々、各々のペースで心ゆくまでじっくり鑑賞を
楽しみ、素晴らしさに感動しました。

山梨県には常設の与勇輝館があるそうです。
HPでプロフィール・作品が見ることが出来ます。

今回、幻想的な感じもして華やかで目を引いた
《かほり》(上)と《こころちゃん》(下)
Google画像からお借りしました。
atae
この《こころちゃん》は、以前お線香のCMにも出ていました。


5年前も今回も、やっぱりそう思いました、
展覧会でも与勇輝展だけは、なぜか会場内賑やかです。

ファンもそれだけ多いのだと思いますが、ひっきりなしに会場には
いつも数十人が鑑賞しているような状態です。

そこで特に年配の"おばちゃま"たちが

黙って見ません。

近くのお友達に話しかけるとも、独り言とも取れる声で

「懐かしいわ、おんぶ紐」

「こんなん、着てた、着てた」

「これ、美空ひばりよ」

「この柄も結構古いよ」

中には、ひとつひとつタイトルを呟いてから
進んで行かれるおばさまも(^ー^;)

与さんは、
「見てくれたお客さんのほころんだ顔を見た時が
人形を作ってよかったと思う時」
とおっしゃっているので、
きっとこれは良いことなんだろう(^ー^)v

と、思うようにしました。

スポンサーサイト
トラックバック
トラックバック送信先 :
コメント

プロフィール

うえこと

Author:うえこと
職業:主婦。
興味:韓国ドラマ・映画の鑑賞、カメラ、植物、切り絵
贔屓:ソ・ジソブさん、コン・ユさん、元B2ST、中村倫也君

ブログ内で使用させていただいている画像等の著作・肖像権等は、それぞれその所有者様、メディア様、サイト様にあります。個人で楽しむことのみを目的としお借りしています。

リンク

検索フォーム

カレンダー


Tree-Recent

最新コメント

Categories

openclose

月別アーカイブ

RSSリンクの表示

最新トラックバック

QRコード

QR