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“バリでの出来事”自国でTV放送中

韓国でのお話だけど、“バリでの出来事”が15年ぶりに、週末にTVで放送されているらしいんです。もう終盤のようだけど。
記事元(訳は割愛)

それで、結末含めて改めて展開が型破りだったという記事。
これから御覧になろうとする方、具体的にストーリーに触れますので要注意。

[オールドラマ]シンデレラがいない21世紀の資本主義の悲劇‘バリでの出来事’
予断を許さない複雑な四角関係...既存の文法破壊した破格的な結末
2019.04.09(火)

[Biz韓国]どう考えても驚くべきだ。いかにして‘バリでの出来事’のようなドラマが、週末の夜にテレビ劇場を通じて放送することができたのだろうか?‘バリでの出来事’(バリ)を粗くまとめると‘財閥家の男性と実力あるよくない家柄の男性の間を右往左往行き来する貧しい女性と金持ちの女性の四角関係で、三人は死に、残りの一人も不幸になる話’ぐらいになるだろう。

そうするうちに自然破格的な展開が続く。 1回オープニングからホテルの部屋で見知らぬ女性と一夜を過ごしたチョン・ジェミン(チョ・インソン)があたふたお礼物を選ぶ母親と婚約者チェ・ヨンジュ(パク・イェジン)に会いに行く姿を映し出す。

パクスグループの手に負えない次男チョン・ジェミンと財閥2世のチェ・ヨンジュは政略結婚を控えた間柄だが、ヨンジュが貧しい昔の恋人カン・イヌク(ソ・ジソプ)に会いにバリにきて、この激情ストーリーは始まる。チェ・ヨンジュを追ってきたジェミンと、その三人のガイドを務める貧しい女性イ・スジョン(ハ・ジウォン)が混じり合って、神々の島であり、地上最後の楽園バリで四人の運命は絡まってしまう。
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財閥2世のジェミンとヨンジュ、下流階級であるが、優れた能力で‘小川龍’になることができるイヌク、下流階級から抜け出す道、途方もなく見えるスジョン。遭遇することがないように見えるが彼らがバリで出会う。このドラマで、バリは旅行先として大きな人気を集めた。写真= SBSホームページ
※小川龍=よくない家柄から立派な人が出るという意味


ジェミンと婚約したヨンジュはイヌクを忘れられない。ヨンジュの心を知ったジェミンは、バリでの縁を言い訳に何とか助けを借りようとする貧しい女性スジョンに関心を持つようになり、偶然に偶然が重なって毎回スジョンと会うことになるイヌクもスジョンに心を許すことになる。それなら、スジョンは?しつこく元気いっぱいキャンディ型のスジョンは、最初からパクスグループ次男というジェミンの肩書きに注目していたが、ジェントルで能力のあるイヌクにまず心が揺れる。

通常のドラマであれば、スジョンとイヌクが愛の実を結んで成功するハッピーエンドを示すだろうが、このドラマはイヌクに揺れたスジョンが“心を与えないことが私の最後の自尊心”という名言を飛ばしお金を追いかけ、ジェミンの‘隠された女’になる姿を正面から見せる。

通常三角、四角関係を扱う際にヒロインを置いて争う男性主人公二人は異なる魅力を誇示して互角に対立するが、‘バリ’は違う。チョン・ジェミンは設定だけを見れば本当にただ手に負えない。ともすれば新聞社会面や芸能面を飾る財閥2世の彼はお金だけはあるが実力はなく部下の嘲笑を買っている上、主体性もなく虎のような父の下ででたじたじとながら生きている立場だ。
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ジェミンと修正の関係は妙。イヌクに心がありながらも、現実を考えてジェミンのお金を追いかけ‘隠された女’になるスジョンの姿はイ・スイルを捨てキム・ジュンベのダイヤモンドを伴うシム・スンエだ。しかし、最終的にスジョンはジェミンに心まで与えることになる。遅過ぎたが。写真= SBSホームページ
※イ・スイルを捨てキム・ジュンベ云々・・・の分らない件は、2015年の日韓合作映画国“눈물이여 달을 밝혀라(涙よ!月を照らせ)”の内容のよう。


イ・スジョンに心を奪われた後に見せる行動もまさに‘小学生’レベル。スジョンに執着に近い愛を見せるが、その愛を守ることはない。“結婚以外みんなあげる”と高級オフィステル(オフィスとホテルの合成語)とお金を注ぎ込むが、父が振り回すゴルフクラブと脅威に、最終的にスジョンと離れてもしつこくガキっぽく彼女のそばをさまよう。チェ・ヨンジュの昔の男性であり、イ・スジョンの心を揺らす部下カン・イヌクに見せる嫉妬はまたどうであれ。さらに、父とイヌク、時にはギャングにまで殴られたりもする。

面白いのはこのように魅力的ではなさそうチョン・ジェミンがドラマの主人公ポジションのカン・イヌクより大きな人気を得たとのこと。カン・イヌクは食堂を営むやや下品な未亡人の母を持つ貧しい男という事実だけ除けば外観、知性、能力、さらには女心を惹きつけるマナーにまで優れて財閥2世のチョン・ジェミンがカン・イヌクに自虐の念を感じさせるほど。イヌクとは異なり、軟弱で小心者、幼稚なのに憎めない、なかった母性愛も絞り出させる力がチョン・ジェミンというキャラクターにあった。
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イヌクはスジョンにとってある意味ではジェミンより遠い存在だ。結婚を除いてすべてを与えることができるジェミンのお金は現実的であるが、‘小川龍’になることができるイヌクの妻になるということは現実的に難しく思われる。だからスジョンはジェミンとイヌクの間を行き交う。写真= SBSホームページ


もちろんチョン・ジェミンを演じたのがチョ・インソンだからでもあった。チョ・インソンの優れたスタイルは‘スーツにスニーカー履いてバックパック背負い’‘派手な図柄のシャツと毛コート’のような難解なファッションを着こなして、様々なスタイルを流行させた。 ‘清純ポチャク(可愛い)’な顔は、子供のように涙を流し、嗚咽が出てくる口を拳で防ぐ電話シーンでより爆発させた。嗚咽電話シーン後、10年以上にわたり絶え間なくパロディにされ愛されたシーンでもある。

型破りな展開で気づく必要があったが‘バリ’は予想よりも衝撃的なエンディングで視聴者を驚かせた。巨額を横領したイヌクがスジョンと一緒にバリに逃げると、嫉妬の狂気に取りつかれていたジェミンが追って来てベッドに横になっていた2人共を撃つと自分も自殺するエンディングは、その全てのドラマでも見られなかった破格そのものだ。イヌクと寝たベッドで死んでいくスジョンがジェミンに“愛してる”と残す告白も驚くのは同じ。
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ドラマでずっとだれかに殴られて母性愛を刺激するチョン・ジェミン。チョ・インソンが演じたジェミンはともすれば涙を流す弱い姿を見せていたが、不思議なことにその弱さが妙な魅力で迫ってくるという点。特に嗚咽電話シーンはチョ・インソンの演技歴史の中で欠かせない場面だ。写真=ドラマキャプチャ


‘バリ’の結末が衝撃だったのは賎民資本主義社会でしっかり根付いた階級を超えることができないという赤裸々な現実を、死と表現したためであったからかもしれない。イヌクが引用したイタリアの哲学者アントニオ・グラムシの言葉のように、階級は中世にだけあるのではない。しかし、支配者のヘゲモニーで目と耳を覆われてはいけないと言っていたイヌクはヘゲモニーに抵抗するのをあきらめて逃げ、スジョンはジェミンに身はもちろん心まで与え、階級で愛を‘所有’しようとし失敗したジェミンは二人の命を奪い自分さえ死ぬ道を選ぶ。

通常のドラマは、シンデレラの話にうまくいけば、ハッピーエンドを合わせていたが、このドラマだけなぜなのか?スジョンの友達ミヒ(シニ)が話していなかったか。シンデレラも継母に誤って会って苦労しただけで、実は王子のパーティーの招待状ぐらいは受けることができる貴族出身だ。だから数多く描かれる金持ちの男性と貧しい女性の愛の物語が真っ赤な嘘だと‘バリ’は、型破りのエンディングに言うだろう。
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エンディングでジェミンと亡くなる直前のインウクとスジョンの寝姿。‘バリでの出来事’のエンディングは‘パリの恋人’‘屋根を突き抜けてハイキック’に加え、最も衝撃的なエンディングに数えられる。写真=ドラマキャプチャ


2017年末、‘バリ’がリメイクされるというニュースが聞こえてきたときに、多くの人々が大きな関心と‘その俳優のその感性を損なわないか’という懸念を同時に示した。そのためか、まだ具体的な製作の便りは聞こえない。私は誰がチョ・インソン、ハ・ジウォン、ソ・ジソプの代わりかも気になるが、どんなトーンの結末に描くかもすごく気になる。

後日ハ・ジウォンは、ドラマ‘シークレットガーデン’で少しの利益を失う代わりに財閥2世との愛を勝ち取るファンタジー結末を得たが、リメイクされて‘バリ’のイ・スジョンもそのようなファンタジーを得ることができるだろうか?それともまだ現実には血色の死だろうか。
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スジョンの友人であるミヒは“脱げと言われれば脱ぎます”というアダルト映画の演技セリフで人気を集めたが、劇中で最もコミカルなポジションでありながら、最も現実をよく知っている人物として登場して目を引いた。写真= SBSホームページ

●筆者チョン·スジンは?
映画が好きで映画雑誌‘ムービーウィーク’で働き、旅行が楽しく旅行雑誌‘KTXマガジ’に通ったが、変わらぬ愛情の対象はドラマだった。 新しく始まるドラマのホームページで人物紹介を読むのが趣味であり、締め切りの時ごとに昔のドラマに刺されるため、ねじ込み締切人生を12年間過ごした。 最近は、好きな全てのものがユーチューブに存在していることを悟った後、新大陸を探検する冒険家のようにあちこちを覗いている。

記事元=bizhankook

そういえば、かれこれ一年以上前のお話ですが、ありました、“バリ出来”リメイクの話題。
頓挫しているのかしら(^ー^)、いや、していますね。

一度しか通して観ていないけど、今思い返してみても、イヌク < ジェミンで、ジェミンに惹かれるものの方がやや大きいかなぁと思う。
まんまと、いやまったく、この記事の筆者が仰るような理由でかもしれん。
でも、スジョンみたいに身近に二人が居たら、やっぱり二人に惹かれるんだろうなと思う。
イヌクの寡黙ながらそっと寄り添ってくれる優しさもほんと捨てがたい。
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コメント
17450:食いつきました! by アパタン on 2019/04/20 at 07:49:47

おはようございます。
早朝のアップ驚きました😳
出会いがムヒョクでイヌク堕ちしたアパタン、記事に食いつきましたよ😁

天真爛漫、ど直球のジェミン、一回目はうっとーしいキャラだなと思ったけど、何度か見るとどうしようもないなあと見捨てることができなくなる男。母性引き出されますよね。
才能あり、見た目よし、心まで温かいイヌクも、よく見ると不運な境遇のスジョンに母親を重ねていたのかなぁとも思います。
ハッキリ意思表示せずに、ジェミンになびいていくスジョンを見守るだけの数話はイライラして見てましたが、最後にお金もスジョンも手に入れてハッピーエンドかと思いきや😰

でもま、最終的にはスジョンの友だちミヒに持って行かれましたよ、NG集何回見たことか😆
目の前であんな演技されて、よく笑わずにいられるなと思ってみてましたが、やはり爆笑の連発でしたね、キョーレツすぎます。
うえことさん、ありがとうございます。
この土日はバリ出来見て過ごします😍

みなさま、よい週末を。

17503:Re: 食いつきました! by うえこと on 2019/05/11 at 11:48:27 (コメント編集)

アパタンさん

こんにちは^^
お金持ちがやりたい放題、慎ましく暮らす者が唇を噛む、そんな現実的な部分に漠然と共感もし、イヌクが出世をしていく姿は小気味よくもありました。
葛藤しながら育ってきたその気高かさみたいなものが、一気に俗物にへと転落した後半には(単に好みの)儚いイヌクが消えてしまい、ジェミン派になってしまいましたが、イヌクというキャラクターは人間の心理を少々極端だけど、素直に表現していたとも思えます。
40代になったジソブさんにももっとそんな人間臭い役をやってほしいなぁと、今、お返事していてそう思いました。
ふと魔がさすとか、憎悪とか、狂気とか、ジソブさんが演じる唯一無二の役とまたお目に掛かりたいなぁ(^ー^)

オリジナルメンバーでエピソードもアラフォーバージョンで大人の“バリ出来”見たいですね。

ミヒのNG集、カラオケのシーンで特に大爆笑しました、私。

こちらこそです、ありがとうございます。

プロフィール

うえこと

Author:うえこと
職業:主婦。
興味:韓国ドラマ・映画の鑑賞、カメラ、植物、切り絵
贔屓:ソ・ジソブさん、コン・ユさん、元B2ST、中村倫也君

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