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近況②(またまたうえことのだけどね)

ジソブさん以外のこと、またちょっと書きます。

今週前半に、療養中だった義母が亡くなりました。
86才でした。
6年半前から施設にお世話になっていたのですが、1年7ケ月前、誤嚥し脳に酸素が長くいかなかったことが原因で、人工呼吸器をつけて植物状態に近かったのでした。
会わせたい人には会わせてと入院先の病院から言われたと義父から連絡を受けて、先週末に病院に顔を見に行ったのが最後になりました。心臓が止まりかけていると病院から連絡を受けた義姉が義父を伴って病室に駆けつけるのを待っていたかのように心臓が止まったということでした。
家族葬を終えて数日が経ちました。

義理の両親とはうえこと同居したことはなくて、義母が施設にお世話になってからは義父がひとり暮らしをしています。夫ちゃんには姉がひとりいて、(うえことからみると)その義姉が通いで義父のこと、義母のこと、実質面倒を見てくれています。
車が無い、やや遠いと言ってしまえばそうだけど、軽く放棄しているようなところもうえことにあるのは、否めないところです。
お通夜や葬儀に集まった親戚たちが義父に「娘がいてよかったね」「娘がよくしてくれてよかったね」と言っているのが聞えると、とても・・・何と言うんだろう、本当のことだけどいたたまれない気分でした。
長男の嫁という意識は持っていながらあえて行かなかったというような確固とした意志でも、わだかまりでもなくて、現状やうえことを否定しない夫ちゃんに甘えてきた、そしてそんな自分を許してきたんです。
(過去エントリー→義母のいないお盆
そしてそれは亡くなったと聞いてからも同じでした。
義父がひとりになったけど、これからうえことは改心出来るのだろうかなぁ・・・

おっと、エントリーの目的は義母についてちょっと書こうと思ったのでした。

‘愛想があって人当たりの良さそうな人’と‘どことなく素っ気なく口数の少ない人’に人を二分するとしたら、義母は後者で。
だけど、元々(状況にも程度にもよるけど)前者をうえことは警戒するタイプだったので、義母のそれは嫌いではなくて。

夫ちゃんと結婚が決まって、言ってくれた言葉が「気張らんでいいよ」
ほんとに何事に関しても、ああして、こうして、は一切聞くことはありませんでした。
息子が可愛ければどうしたらいいか、ということでしょう、義母が息子である夫ちゃんを思う気持ちを、無い言葉からずっしりと感じもして。

普段夫ちゃんと会話してて、うえことが義母のこともうえこと実母のことも呼び方が「お母さん」だと、夫ちゃんはどっちのお母さん?と分からないんです。
そんな時は夫ちゃんに言い聞かせるのでした、おい、夫ちゃんよ、帰宅したら玄関先でうえことが目を三角にして堰を切ったように「夫ちゃん、聞いてよ!おかあさんがね、もぅ!」とまくしたてれば、おのずとどっちの母かわかるわけだよ、と。うえことは堪え性が有って言いたいこと黙っている訳ではない、愚痴を言わせない義母に感謝しなさい、と。
(その後もややこしさ相変わらずで、うえこと達はうえこと実母の呼び名を変えました)

結婚前、一度夫ちゃんちにお泊りしたことがありました。
翌朝は義母は本家の用事で手伝いに出掛けることが決まっていたんだけど、うえこと朝起きたら10時。
居間に行くと義父と夫ちゃんが「おはよう(^ー^)」。義母は出掛けた後。義母が用意してくれていた朝食のおかずと義父がよそってくれた御飯をひとりで食べて(皆済んでました)、洗わんでええぞ、○子(義母)がそう言いよった、という義父のお言葉通りに食べた後少しして食器もそのままに帰ったんだけど、顔から危うく火が出そうになったうえこと母(本人談)がその後義母に御礼と詫び(笑)で電話したら、義母は「その気があってしないのと、そうでないのはわかる」って言ってくれたとか。
結婚後も、無理していい嫁でと背伸びしなくてもいい、逆を言えば背伸びしても御見通しであろうと思われる義母でした。

義母とうえことの間でバトルが勃発しなかったのは、息子への義母らしい精一杯の愛情表現で徹底した口出しをしないスタイルだったということも大きかったけど、同居をしたことがなかったのも、お互いがいい顔でいられたことの要因のひとつだったでしょう。
居住スペースはありながら実家での同居を拒否したのも義母でした。

うえことたちが来ることがわかっていたら、ぬか漬けで夫ちゃんの好きななすびは無くても、うえことの好きなセロリは漬けていてくれる義母でした。
義姉家族も加わり一緒に鍋やすき焼きを突いたりする時は、うえことにしっかり食べなさい、と何度も言い、食後は、お腹いっぱいになったか、と横で聞いてくれる義母でした。
夫ちゃんの実家に行って帰るといつも、もっと夫ちゃんに良くしてあげなければと思わされるのでした。

“もらい残し症候群”気味の夫ちゃんは、うえことの母からのストレートな愛情表現をいくつになっても真綿が水を吸収するようにビトビトに心地良く受けて、義母のクールな愛情を見過ごしてばかり、そう見えました。それでは夫ちゃんも義母も両方が可愛そうだと思って、お義母さんは絶対、お姉ちゃんより夫ちゃんの方が可愛いんだよ、と夫ちゃんに言い続けてきました。

棺に蓋がされようとする時、火葬場で最後のお別れをする時に、夫ちゃんは義母のすぐそばには寄りませんでした。幾度か促したけれど義母の顔に触れることもせず、後から聞くと近づけなかった、触れることができなかった、怖かったと言いました。
そういうお別れもあるね、と夫ちゃんに言いました。義母は最後までこんな我が息子を愛おしかったと思います。

葬儀のとき、事前に御棺の中に入れる故人へのメッセージを・・・と鶴の水引のついたポチ袋程度の大きさのメッセージカードが渡されました。
うえことは、メッセージをこう書きました。

お母さんが、お姑さんでよかったです。
本当にありがとうございました。

夫ちゃんはなんて書いたのかなぁ。
義母は息子の文字、気持ちを噛みしめていることと思います。

うえこと、お母さんにはこんな嫁で良かったですか、と書き添えるのを忘れていました。
答えを知るのも怖い気もします。

合掌
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コメント
16840: by 絋 on 2018/11/25 at 20:01:28

お久し振りです

いろんな人生があるんだなあって
改めて 感じています

私は 結婚して初めから同居生活
義理の父母にはなかなか認めて貰えず
悶々とした日々でしたが父が亡くなり
母が認知症になった今
不思議と優しい気持ちになれてる自分に
喜びさえ感じます

こんな気持ちに成れるなんて思いもしなかった

16841:寂しいですね… by みぃ on 2018/11/26 at 01:02:21 (コメント編集)

お久しぶりです。
お仕事もお疲れ様でしたコメントしようと
してたんですが…
お義母様が亡くなられたとのことで
寂しくなりますね。

人生の色々なことを、言葉だけでなく教えて
貰える存在の方を無くす喪失感、辛いですよね。
その度に 私は人様に教えられる何かがあるかと自問自答します。歳だけはとってきたけど…あまり無い気がします。
うえことさんにはその何かが沢山あって羨ましい(>_<)←お世辞なし!


そして
ブログを書くことは、お義母様へのご供養にもなりますよね。うえことさんのブログの在り方って良いなぁ。
これからも無理しない程度で
ブログを続けて下さいねm(_ _)m

お互い、いろいろ頑張ろうね!

16847:管理人のみ閲覧できます by on 2018/11/26 at 09:08:37

このコメントは管理人のみ閲覧できます

16848:管理人のみ閲覧できます by on 2018/11/26 at 11:11:03

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16850:管理人のみ閲覧できます by on 2018/11/27 at 08:56:12

このコメントは管理人のみ閲覧できます

プロフィール

うえこと

Author:うえこと
職業:主婦。
興味:韓国ドラマ・映画の鑑賞、カメラ、植物、切り絵
贔屓:ソ・ジソブさん、コン・ユさん、元B2ST、中村倫也君

ブログ内で使用させていただいている画像等の著作・肖像権等は、それぞれその所有者様、メディア様、サイト様にあります。個人で楽しむことのみを目的としお借りしています。

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