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CinemaCafeのインタビュー

こちらも情報を頂いたジソブさんのインタビュー記事です。
ありがとうございます<(_ _)>

CinemaCafeさんHPでは前編、後編と分かれていましたが、一度に掲載しています。

ソ・ジソブ インタビュー【前編】「仕事の向き合い方でその人が見える」
cinemacafe
「会社」という組織で働く者なら誰もがどんな仕事であれ、「このままここで働いていていいのだろうか?」「私はなんのために働いているのだろう?」…そんなことを考えたことがあるのではないだろうか。映画『ある会社員』でプロの殺し屋チ・ヒョンドを演じたソ・ジソブは、“俳優も大きな会社の社員のようなもの”と語る。その心中とはいかに。彼の作品に懸けた思いと仕事観を追った。

【前編】
『ある会社員』でジソブが演じるチ・ヒョンドは、スーツ姿で金属貿易商社へ通勤する、ごくありふれた会社員。表向きはそうなのだが、実は契約殺人専門の会社に勤めるプロの殺し屋という設定だ。

「僕はシナリオを読んで出演するかを決めるまで結構悩む方なんですが、『ある会社員』は、今まで出演した作品の中でも一番早く“出たい!”と思ったんです。まずタイトルが気に入りました。そして独特の設定も気に入りました。僕達が考える“キラー”というと、暗闇の世界に生きていて、格好よくて、時に憧れの対象のように映ったりしますよね? でもヒョンドは“仕事だから”と、しかたなくやっている。そういう設定が今までのキラー達と全く違って気に入ったんです」。

プロの殺し屋というだけあり、その“作業”は冷酷なまでにクールでスピーディー。余計な言葉はなく、ただ淡々と“仕事を遂行する”。そこにはまるで感情がないかのようだが、ジソブは「仕事の向き合い方でその人が見える」と言う。

「アクションは2か月くらい練習しました。今まで僕が演じてきたアクションと違って、今回は相手役が同僚(=プロの殺し屋)だったりするので大変でしたね。殺し屋同士で殺し合うわけだから(笑)、それなりにちゃんと見えないといけないですしね。でも、ヒョンドは誰かを殺すとき、1回で殺すことはしないんです。必ずアクションを通して言葉を投げかけ『そういうことはやめろ』と説得するんです。必ず“機会”を与えて、それでもダメだったら処理をする。実際に会社員の方たちも、会社に対して自分の言いたいことなんてほとんど言えないことの方が多いんじゃないかと思うんですよね。そういった意味もあって、台詞が少ない分、アクションで人としての感情を表現していました」。

言葉や態度で面と向かって相手に伝えることができないのは、仕事をする上で誰もが経験すること。それは俳優だって同じだ。

「僕も見えない何かに縛られてると感じること、あります。当然ありますよ(笑)。僕の俳優という仕事は、決められた時間に出社したり退社したりということはないですけど、僕自身はもっともっと大きな会社に勤めているような感じがしているんです。多くの人達と会って接しなければならないですし、多くの人達に対して気を遣わなければならない。そういった部分は俳優も会社員も区別なく同じだと思います」。

やがてヒョンドは、一人の女性・ミヨンと出会うことで、自分の仕事や人生をふり返り、平凡な幸せを考えるようになる。ここで「自身も大切な誰かに影響されて、俳優とは違う道に進むこともあるか?」とちょっと意地悪(?)な質問をすると、彼は笑いながらこう言った。

「ヒョンドは映画が始まってすぐから仕事や人生に疲れきっていて辞めたいなという気持ちを抱えているわけだけど、ミヨンという人物に出会ったことで『本当に辞めよう』と決心します。僕だったらどうでしょう…? 例えば、僕に大好きな人がいて、その人が『俳優を辞めてほしい』と言うかもしれませんよね。そういうことがありえるかもしれないけど、僕は『自分が好きな仕事だからやらせてほしい』と相手を説得すると思いますね。僕にとって俳優の仕事はそういうことです。そういうことを理解してくれる人に会いたいですよね(笑)」。

ソ・ジソブ インタビュー【後編】「作品の積み重ねによって今の自分自身がある」
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【後編】
ミヨンを演じたのはジソブが俳優として活躍する以前から第一線で活動し、本作では5年ぶりに映画出演を果たした女優のイ・ミヨン。彼女から「ジソブさんは面白くない」と言われたことが韓国で話題になったが、ジソブは先輩女優への思いをこう教えてくれた。

「イ・ミヨンさんとお仕事するのは初めてだったんですけど、彼女は経歴が長いですし俳優としてのカリスマが溢れた俳優だと思います。本当にすごいなと思うのは、今まで彼女はずっと主役を演じきて、注目されるキャラクターを演じてきたわけですけど、今回は他の俳優をサポートするキャラクターにまわって、本当に後輩として学ぶ点が多かったですね。僕自身もキャラクターが気に入ってシナリオが理解できるのであれば、助演でも問題ないです。以前、こういうことがあったんです。ある台本を読んで、そこに出てくる助演が気に入ったから『やりたい』と言ったら、助演をやるはずだった人が主人公になってしまって、僕が主人公でなくなったこと(笑)。あと、僕が“面白くない”とのことですが、それは自分でも認めます(笑)。僕は面白くないです。日頃はほとんど喋らないんですよ。親しい人と会っていても僕は聞き役です」。

それじゃ、「自分の思いをどこで、何で吐き出すのか?」と訊ねると「ヒップホップ」という答え。そして「自分の好きなことを仕事と一緒に並行してやるということはやりたくないんですよね。だから歌手役もたぶんやらないと思います。音楽というのは自分の好きな人達と一緒に楽しみたいんです」と言う。自身の確固たる思いを抱えながらも、今回ヒョンドの部下として共演した映画初出演のK-POPグループ「ZE:A」のキム・ドンジュンについて語る姿はなんとも優しい表情だ。

「キム・ドンジュン君と共演してかわいらしいなと思ったのは、彼は人気歌手のアイドルなわけですけど、現場に来るときには本当に俳優のマインドを持って来るんです。多くの物を見て学ぼうという姿勢を持ってますし、自分がわからないことに関してはちゃんと聞いてきます。僕が彼に対してヒントを与えると、僕の知らない所でこっそり手帳にメモしたりして持ち歩いてるんですよ。そういうのを見て『ああ可愛らしいな』と思いましたね」。

後輩俳優に向けた思いを聞いた後、つい質問してみたくなった。「誰かを“育てる”ようなことをしてみる気はないんですか…?」

「僕は、誰かを育てるとかを考えたことはないです。アドバイスをしてあげることはできても育てるとかはないですね。だって自分1人が演技することだって大変ですから(笑)。だからといって、俳優はフリーランスでもありません。1人の仕事では絶対になりえないと思いますね。僕が何か誤った選択をしたとすると、それによってダメージを受けるのは僕1人だけじゃない。たくさんの人がダメージを受けてしまう。だから、俳優は1人だけの会社というわけじゃなくて、会社員のようなものなのかもしれないですね」。

最後に、ラストシーンのエピソードとメッセージを明かしてくれた。

「物語のラストの証明写真機のシーンはもともとなかったんですけど、足りない部分を満たそうという意味で入れられたんです。あのシーンの持っている意味は色々あると思うんですけど、“自分が嫌でも笑わなければいけない”、“自分は嫌なんだけどしかたがなくやらなければならない”とかそういった様々な状況について説明しています。会社員の方も、しなければならない仕事をしているわけであって、やりたい仕事をやっている人ってあまりいないですよね。あのヒョンドの表情には仕事をすることの意味、思いが込められていると思います。僕の個人的な望みとしては、『ある会社員』を観終わった後、みなさんに仕事について考える時間を持ってもらえたらなと思います。僕自身は撮り終えた作品の積み重ねによって今の自分自身があると思っていますが、みなさんにとって、『今を楽しく、幸せに生きているのか?』『死ぬほど仕事ばっかりしているのではないのか?』などを考えるきっかけになってくれたらいいなと思います」。

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記事元:インタビュー【前編】
記事元:インタビュー【後編】


「僕は面白くないです。」
そう言い切るところがとてもセクシーです(///∇///)

面白くないことの本当の味わいを理解してくれる人に出会うまで、
ワルい虫がつかないためにも、どうか面白くないままでいてください(;´艸`)
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コメント
1919:管理人のみ閲覧できます by on 2013/06/04 at 11:57:37

このコメントは管理人のみ閲覧できます

1931: by okuchan on 2013/06/05 at 00:07:14

今まで読んだ今回の一連のインタビューの中では一番読み応えがありました。
基本は同じなのですが、初めて聞いたこともあって、読みながらなぜかドキドキしてしまいました。
ジソブさんの気持ちに触れていると感じられたから。

本当に正直な人ですね。

イ・ミヨンさんが「ジソブさんはおもしろくない。」と言ったことは韓国でも話題になってたんですね。そりゃテレビで言ったんだから。私はとても嫌な気分になりました!
ジソブさんは「僕はおもしろくないです。」と言ってますが、最近は気を遣っておもしろくしようと頑張っているんだから、やっぱり悲しかったと思いますよ。4人で記者会見してる時はミヨンさんも大笑いしてたし。でも先輩だから先輩をたててるんですよね。
「面白くないことの本当の味わいを理解してくれる人に出会うまで、ワルい虫がつかないためにも、どうか面白くないままでいてください」に私も一票!

「僕が何か誤った選択をしたとすると、それによってダメージを受けるのは僕1人だけじゃない。たくさんの人がダメージを受けてしまう。」という言葉も重いですね。だから何事にも慎重で全力を尽くす。

「例えば、僕に大好きな人がいて、その人が『俳優を辞めてほしい』と言うかもしれませんよね。そういうことがありえるかもしれないけど、僕は『自分が好きな仕事だからやらせてほしい』と相手を説得すると思いますね。僕にとって俳優の仕事はそういうことです。そういうことを理解してくれる人に会いたいですよね」
彼は俳優を辞めない! 辞めないでほしい!
そういうこと理解してくれる人ここにいっぱいいますよ!

1936:読み応えありますね~~!! by まこ on 2013/06/05 at 07:39:35 (コメント編集)

おはようございます。
私も、okuchan さんに同感です。
今回の一連の記事は、とにかくブレなくて正直なジソブさんらしく、これがクレペリン検査だとしても、まっすぐな性格が証明されるのではないかと思うほどでした(何回同じことをたずねられ、答えたのか気の毒になるほどですv-356
そんな中、この記事は他とはちょっと違うことが出ていて、とても良かったです。
うえことさん、ありがとうございますv-436

「おもしろくない」発言、私も胸を痛めていましたv-390
確か、テレビでしかもジソブさんがいないところでおっしゃったんですよね。
どうして、そんな発言をされたのか、正直戸惑いましたが、言葉って必ず自分にかえってきますよね。
いつも相手を尊重するジソブさんは、人として素晴らしいv-352年下でも尊敬してるからねって言いたいです。
ヒョンドが必ず相手に”機会”を与えるというのも、映画を見ていて納得です。
そして、お仕事に対するビジョンもすごくしっかりしていて、誤った選択とダメージのお話。。。こんな人なら、この人に懸けて一緒に作品を夢を作ってたくさんの人に届けたいって、ジソブさんの周りの方々は思うでしょうね。
本当に魅力的な方です。

okuchan さん、そ~~ですよね~~v-398
ここには理解者ばっかり(笑)

1968:Re: タイトルなし by うえこと on 2013/06/08 at 14:05:55


1919:鍵コメントさん

アンニョン^^
イ・ミヨンさんの「面白くない人」発言、私も最近知りました。
「僕は面白くないです。」というジソブさんに大人を感じるし、人としての趣をすごく感じるんですがねぇ。
もし無人島でジソブさんとミヨンさんと私の3人になってもミヨンさんとは血を見ずに済みそうで安心です(笑)

1969:管理人のみ閲覧できます by on 2013/06/08 at 16:40:46

このコメントは管理人のみ閲覧できます

1975:Re: タイトルなし by うえこと on 2013/06/09 at 23:14:18


okuchanさん

アンニョン^^
大好きな人が『俳優を辞めて』と言ったら、押し切るとか、そういう人は選ばないとかではなくて、相手を説得するんですね(;´艸`)なんか可愛いなぁ、と思いました。
ホントですよね、ここは理解者の宝庫ですよ~ジソブさん。

色々な条件に縛られた組織の中で、結果を求められるプレッシャーとも戦いながら与えられた仕事を黙々こなすヒョンドが、今のジソブさんに多く重なる部分があったみたいですね。

1977:Re: 読み応えありますね~~!! by うえこと on 2013/06/10 at 03:59:29


まこさん

アンニョン^^
このインタビュー記事は、カナポンさんに教えていただきました。私としましては皆さんに教えていただいて感謝、読んでいただいて感謝、です<(_ _)>

面白くない発言、韓国でもちょっとした話題を呼んだようですね^^;
ミヨンさんの真意はわかりませんが、okuchanさんも仰ってましたが、聞いたジソブさんは少なからずショックだったと思うんですね…
だけど、結果的に株を上げたね、ジソブさん!と思います。
俳優として歳月を経ていく中で、演技力と一緒に人格も驕ることなく磨いて来られたんでしょうね。

2013:Re: by うえこと on 2013/06/18 at 04:27:39


1969:鍵コメントさん

アンニョン^^
K styleの記事ありがとうございました、読みました。この記事だとそんなに違和感がないですね。
イ・ミヨンさんは、テレビ出演で仰ったそうですが、視覚からの印象と活字になった状態では受ける印象も違うのかもしれないですね。
韓国でも少なからずミヨンさんの発言は放送後話題に上ったようですが、キャリアの長い彼女に映画宣伝の戦略も少なからずあったのかなぁ…

ある会社員、ヒューマンドラマに一票ですね^^わかります。
冷酷で完璧なヒットマンが心に生まれた感情に対峙した時、サイボーグから血が通い始めて人間になったようなヒョンドを感じました。と、その時には既に問題多しで(泣)

「ただ君だけ」も良かったんですけどね~。全く違う姿を見せてくれましたね、ジソブさん。

プロフィール

うえこと

Author:うえこと
職業:主婦。
興味:韓国ドラマ・映画の鑑賞、カメラ、植物、切り絵
贔屓:ソ・ジソブさん、コン・ユさん、元B2ST、中村倫也君

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